左がScicosプログラム、右が計算結果です。
計算結果は、黒が一番上のタンク、
緑が上から2番目、
赤が3番目、
黄色が4番目、
青が5番目のタンクの水の量の増減を、それぞれ表します。
タンクは5つとも同じ(面積と体積が同じ)としています(Scicos中で異なった定数等を与えればタンク毎に違った値を設定できます。)
【∫】マークがそれぞれのタンクを表します。初期値(各タンクの最初の水量)は一番上のタンクが1000、残りは0です。
各タンクからは水深H(地下水では水頭、ここでは各タンクの断面の形が同じなので水量)に比例して水が流出するとし、比例係数は0.01 /日 としています。三角マーク(△)に0.01という数字が入っています。
自分のタンクから水が出てゆく事で水が減り(-)、上のタンクから水が入って来ることで水が増え(+)ます。この2つが同時に起こり、【∑】で合算されます。
あるタンクから出て行く水の値と、下のタンクに入ってゆく水の値が同じです。出て行く水の量はそのタンクに反映され、同じ量が下のタンクに入るように、矢印が結ばれています。
タンクは5段直列ですが、より多くの数、種類のタンクや、直列と並列の混在なども、Scicos中では容易にできます。
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